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環境問題のウソ (池田 清彦) [読書]

 帯のタイトルが「京都議定書を守るニッポンはバカである!」ですよ。もともと地球温暖化に懐疑的な私としてはすぐ読みたくなっちゃいます。そして読みました。わかりやすい!
 取り上げられているのは、地球温暖化問題、ダイオキシン問題、外来種問題、自然保護で、それぞれのうしろに”のウソとホント”をつけて各章のタイトルになっています。
 大学院の授業で、ロンボルグの「環境危機をあおってはいけない」に目を通したりしていたので、地球温暖化のあやしさは気になっていましたが、この本でなるほどと思えました。科学者たちが1970年代は”地球寒冷化”を叫んでいたのは知りませんでしたけど。
 ダイオキシンも、なんであんな法律をつくったり、高価なごみ焼却施設になっちゃったりしちゃったんでしょうね。まさに”統計でウソをつく法”を実践してたんですね。
 外来種の問題は知りませんでした。ブラックバスは悪者だと思っていました。タイワンザルとニホンザルの交雑個体を殺すという和歌山県の方針というのも恐ろしいですね。DNA鑑定してタイワンザルの血が混じっていたら殺されるんですと。混じっちゃったっていいじゃない。日本人だってもともと、縄文人と弥生人の交雑でしょ!
 自然保護もおかしいこといっぱいですね。「人間の生存のためなら牛や小麦を食べてもいいが、趣味や贅沢のためにはだめ」って、それはどこで線を引くの?

 まぁ、読んでみてください。この本に賛成の人も反対の人も。

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環境問題のウソ

環境問題のウソ

  • 作者: 池田 清彦
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 新書


2006-05-02 22:50  nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(2) 
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コメント 2

 初めまして。私も、この本が書店で平積みされているのを見つけて、買って読みました。面白かったです。なお、渡辺正氏の「これからの環境論」をご存じですか?私はこれも読みましたが、なかなか良かったです。もし読んでいらっしゃらなかったら、こちらも一読をお勧めしたいと思います。でも、安井至氏のように池田清彦氏の「環境問題のウソ」を批判的にとらえている人もいるので、冷静に考えていきたいと思っています。
by れっといっとびー (2006-07-06 00:17) 
 ようこそ、れっといっとびーさん。渡辺正さんの本や論文も少し目を通しました。反論されている方のも詠みましたが、私が読んだものはお互いが少し論点がずれている感じがしました。何が一番大切かを考える力を身につけておきたいですね。
by kage (2006-07-07 00:04) 

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IPCC第2作業部会第4次報告書案(太陽光発電は地球と環境に優しいっていうホントの太陽光発電情報 2007-02-10 10:03)
I地球温暖化は自然環境だけではなく私たち人間の健康や命に深刻な影響を及ぼしていることがわかり・・・

『環境問題のウソ』池田清彦(筑摩書房)(本のある生活 2006-10-29 22:52)
「地球温暖化はどのように起き、なぜ問題なのか?」いざ聞かれてみるときちんと説明できないにもかかわらず、「地球温暖化はいけない」と思い込んでみませんか?この本で環境問題のウソを見つけてみましょう。

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